<世界遺産>平泉は登録延期…日本推薦で初の“落選”

 【ケベック(カナダ)念佛明奈】カナダで開かれているユネスコ(国連教育科学文化機関)の第32回世界遺産委員会は6日(日本時間7日)、日本が推薦した「平泉−浄土思想を基調とする文化的景観」(岩手県平泉町、奥州市、一関市)について、普遍的な価値が十分に証明されていないなどとして、世界文化遺産への登録を延期することを決めた。日本の推薦遺産が登録延期となるのは初めて。渡海紀三朗文部科学相は世界遺産推薦の公募方式見直しを検討する方針を示した。

 平泉は5月、諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)から「登録延期」を勧告され、政府や地元が外交ルートを通じて巻き返しを図ったが、世界遺産委員会も勧告を受け入れた形で、逆転登録はならなかった。日本が今後も登録を目指す場合、推薦書を再提出して再びイコモスの審査を受ける必要がある。文化庁は10年に推薦書を再提出し、11年に登録審査を受ける方針。

 世界遺産は、前回の同委員会終了時点で851件に上っており、新規登録は抑制される傾向にある。「富士山」(静岡、山梨県)など他の推薦候補を取り巻く環境も厳しくなっている。

 日本政府は「平泉」について、浄土思想に基づいて造られた中尊寺などと周辺の農村が織りなす「文化的景観」と主張。イコモスの登録延期勧告を受け、政府や地元は「現世に極楽浄土を再現した平泉の姿勢は、世界平和を願っており、ユネスコ憲章の精神にも通ずる」と強調していた。

 ◇再提出に向け努力

 渡海紀三朗文部科学相の話 「延期」となったことは大変残念。文科省としては、結果にかかわらず「平泉」が世界遺産にふさわしい価値があると考えており、引き続き推薦書の再提出に向け準備を進めるなど最大限の努力をしたい。

 ◇平泉の文化遺産

 奥州藤原氏の初代清衡(きよひら)が、11世紀に東北北部で起きた内乱「前九年・後三年の役」の死者の霊を慰め浄土に導くために造営したとされる中尊寺一山や毛越寺(もうつうじ)、金鶏山など計9カ所を浄土思想でまとめた点が特徴。面積は551.1ヘクタール、緩衝地帯を含めた総面積は8764.2ヘクタールに及ぶ。

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(毎日新聞)

おぉー!
ひゃっほうー
さてさて寝るかな。
直視できないよー。
(´。`)はぁ・・・。

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